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福増の組子『鳥海組子(ちょうかいくみこ)』
伝統的な木工技術の「組子」。
釘を使わずに木を組み付けるこの技術は、昔から欄間や書院障子などの日本家屋の建具の装飾として、職人達が技術を競い合ってきました。
福増建具が作る『鳥海組子』は、格子状に木を組み上げるので、これまでの伝統的なひし形を基本とした組子では表現する事が難しかった曲線や、細かい模様、独特の空間を表現出来るのが特徴です。
木に着色せず、木が持つ色をそのまま生かしているので、木本来の落ち着きと風格も感じていただけます。
福増建具ではデザイン性が高く、独特な技法を用い、厳選された木材で組み上げた組子だけを『鳥海組子』と名付けています。
鳥海組子が出来るまで
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鳥海組子の制作には、まず木材選びがポイントとなります。
木材に着色せず、木本来の色を生かすため、作品となる絵や写真を見ながら色数にあった木材を選定します。
自社倉庫には豊富な木材はもちろん「天然秋田杉」「青森ヒバ」「神代杉」「神代欅」など希少価値の木材も取り揃えております。
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作品の構図に合わせ、2ミリの薄さまで裁断した木材を一本一本手作業でパズルのように組み上げます。力加減ひとつで割れてしまうこともあるため、集中力が必要な作業です。
薄い木を格子状に組み上げた作品はまるで織物のよう。
繊細で重厚な作品は絵画のような存在感を漂わせます。
鳥海組子は細かい模様も鮮やかに表現出来るので、風景写真やお子様が描いた絵も世界に一つだけの作品として残すことができます。
鳥海組子作品一覧
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